タクシー車両として好評の走行性能と居住性はそのまま
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は6月13日、プレミオならびにアリオンをマイナーチェンジし、発売した。プレミオは全国のトヨペット店、アリオンは全国のトヨタ店で販売され、6月25日(土曜日)と26日(日曜日)の2日間、店頭発表会が行われる。
今回のマイナーチェンジでは、外観・内装をダイナミックに変更し、衝突回避を支援する数多くの装備を標準で搭載した。車体や走行性能は従来と同じ。
「Toyota Safety Sense C」と呼ばれる、複数の予防安全装備のパッケージは、レーザーレーダーと単眼カメラを用いて前方を監視し、衝突を回避する様々な動作を行う。
走行中に前方衝突の危険がある場合には、ブザーやディスプレイで警告を発し、さらに自動ブレーキを作動させる。
また、車線逸脱の可能性を検知した場合にもブザーとディスプレイ表示で警告を出す。
対向車のヘッドランプや先行車のテールランプなどを検知すると、自車のハイビームとロービームを自動で切り替える。
この他、インテリジェントクリアランスソナーと呼ばれる駐車時等の衝突回避を行う装備や、ドライブスタートコントロール、緊急ブレーキシグナルも標準装備された。
よりシャープでハイコントラストなデザイン
デザイン面では、高級感とスポーティなイメージを強調した。
エクステリアは、フロントグリルのテクスチャや色合いを変更し、ヘッドランプの形状もシャープさを強調。フロント周りの押し出しを強くした。リア周りはテールランプの形状や光り方も大きく変更した。
インテリアは、インストゥルメントパネルやセンタークラスター、シフトセレクターまわりのデザインを変更。メーターには4.2インチのカラーTFT液晶ディスプレイを装備し、照明と指針の色を白に統一することで高級感と視認性を同時に高めた。
シート色も変更。本革シートはブラウンを採用してより上質で落ち着いた印象とした。またファブリックシートは、アイボリーから明るいフラクセンに変更し、ブラックに統一した室内とのコントラストで、メリハリのあるモダンなテイストに一新した。
(画像はプレスリリースより)

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