「女性ドライバー応援企業」認定制度
国土交通省では、タクシー事業において「女性ドライバー応援企業」の認定制度を創設。第1次認定に当たり、2016年6月20日、石井国土交通大臣出席のもと、認定セレモニーを行っている。
ドライバーは女性に好条件
高齢男性が多いとイメージされがちなタクシードライバーだが、近年女性の活躍も少しずつ増加傾向にある。
柔軟な労働時間の設定により、子育ての両立が可能なことや、マタニティ・子育て、観光など、女性ならではのサービスが活かせることから、今後も女性タクシードライバーの増加・需要が予想される。
女性を応援する企業をサポート
そのような背景を受け国土交通省では、「女性ドライバー応援企業」の認定制度を設置。労働力不足を解消する女性の採用や活躍の取り組みを行う企業、また男性中心の就業システムの環境整備などを行っている企業に対し、国が支援するというものだ。
それに伴い6月20日には認定セレモニーを開催。認定証の授与、女性経営者、女性タクシードライバーとの懇談会や、セレモニーに展示するタクシー車両の公開・見学などが行われた。
認定された企業は国土交通省のHPで紹介するほか、「モデル事業業務」の報告書、冊子提供、タクシー車両へ提示するキャラクターやステッカーの使用権が与えられる。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001135234.pdf