国道20号八王子南バイパスや日野バイパスを重点整備

国土交通省関東地方整備局相武国道事務所は、平成28年度の事業概要を発表した。国道20号八王子南バイパスや日野バイパスの整備を重点的に進める方針だ。

同所が28年度に計画する主な事業は、「国道20号の混雑解消を目的とした八王子南バイパスや日野バイパスの新設・整備」「八王子市中心市街地及び拝島駅周辺の混雑解消を目的とした国道16号の現道拡幅工事」「交通安全を目的とした国道16号相模原駅周辺地区自転車道整備、及び防災・老朽化対策事業」「2020年東京オリンピック・パラリンピック関連事業として国道20号調布共同溝本体工事」の4つに分けられる。

国道20号八王子南バイパスは八王子市域の交通渋滞の緩和と安全確保、及び圏央道高尾山インターチェンジと接続して圏央道のアクセス道路として機能する延長9.6キロメートルのバイパス事業。既に町田街道から国道20号までの約2.6キロメートルが4車線で開通しており、現在国道16号から町田街道までの約7キロメートル区間で事業が進められている。

国道20号日野バイパスは国道20号（甲州街道）や並行する北野街道などの交通渋滞緩和と交通事故減少を目的とした、日野市川辺堀之内から同市西平山までの延長3.8キロメートルのバイパス事業だ。

（画像はプレスリリースより）




国土交通省関東地方整備局　プレスリリース（PDF）
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/