話題にはなるけど並べて比べられないものを
6月9日、「くらべる東西」が東京書籍より出版された。書名の通り、同じ素材だが関東と関西とで違うものを撮影し、写真を左右に並べて比べてみよう、というもの。
日ごろから、関東と関西の文化、食べ物、日常生活、習慣、風景はどこかが違う、話題にはなるけど本当はどうなの?というものを、写真で比べて一目瞭然にしよう、というのが狙いの、コラムつき写真集。
取り上げた題材は全部で34。実際に並べて比べるのが難しいものや、気がつかなかったものを取り上げている。
表紙には東西の「湯船」の写真を掲載。「座布団」「縄文土器」といったユニークな題材もある。「タクシー」についても興味深い内容。
入りたい!食べたい!と思わせる写真クオリティ
「いなり寿司」や「桜餅」、「おでん」などの東西比較の定番も、名店に取材し撮影している。盛り付けがキレイなため写真を見るだけでも楽しめる。
著者は、作家で編集者のおかべたかし氏。おかべ氏は1972年生まれで早稲田大学卒業。著書に「赤ちゃんを爆笑させる方法」「Web2.0殺人事件」などがある。
写真撮影はフリーランスカメラマンの山出高士氏。
A4版176ページで、価格は1,300円プラス税。

おかべたかしの編集記
http://okataco.hatenablog.com/くらべる東西 東京書籍株式会社
http://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81033/