ドライブレコーダーのリアルな映像で危険を学べる
独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)は、「ドライブレコーダー映像を用いた危険予知トレーニング」教材の第4弾を、2016年7月1日(金)より頒布開始する。
今回頒布される教材「KYT-IV」は、「バス編」「タクシー編」「トラック編」を各10事例、合計30事例を収録している。また、業種に関わらず、事故・ヒヤリハットの内容から事例を選択することも可能となった。
さらに、これまでの教材に比べ解説映像のCGがよりリアルになり、いっそうわかりやすい内容となっている。
講習会で使用されている教材と同じ内容
この「KYT-IV」は、映像を収録したDVDのほか、解説書とトレーニングシートを収録したCDが付属している。同機構が講習会などで使用している教材そのままの内容で、価格は1部4,000円(税込み)となっており、全国50カ所の同機構支所で頒布するほか、郵送での頒布も可能だ。
また、これまでに頒布している第1弾から第3弾までの教材に関しても、同日より価格改定が行われ、より購入しやすくなる。
タクシードライバーを続けていれば、誰でも運転中にヒヤリとした、ハッとしたという経験があるものだ。ドライブレコーダーの映像を観ることでそれらの経験をドライバー同士で共有すれば、危険回避につながることは間違いないだろう。この機会に、教材購入を検討してみてはどうだろうか。
(画像はプレスリリースより)

独立行政法人自動車事故対策機構プレスリリース
http://www.nasva.go.jp/gaiyou/pdf/