3,800台のうち5台だけのレアデザイン車両
チェッカーキャブ無線協同組合は、新車両「チェックルタクシー」の運行を、2016年6月2日(木)より開始した。これにともない、運行開始日の6月2日には東京荒川区の東京合同自動車において、出発式を開催した。
同組合の新車両「チェックルタクシー」は、同組合の公式キャラクター「チェックル」を使用した親しみやすいデザインとなっている。「チェックル」はもともと、同社のラグビーボール型の社名表示灯から生まれたキャラクターで、新車両の社名表示灯はそのまま「チェックル」のデザインとなっている。
なお、新車両は同組合のグループ内3,800台のうち、5台だけの特別仕様車となっており、都内23区および武蔵野・三鷹地域におけるラッキーアイテムになりそうだと同組合はしている。
キャラクター商品などを開発して親しみやすさをアピール
同組合では、これまでにも同組合の特徴的な車両デザインを活かしたTシャツやキーホルダーなどのグッズを製作販売している。また、他のタクシー事業者と合同でタクシー車両をデザインしたトートバッグを販売するなど、タクシーをキャラクター化する展開を積極的に行っている。
さらには、公式キャラクター「チェックル」のLINEスタンプを配信するなど親しみやすさを前面に打ち出し、女性や子どもに対してもタクシー利用拡大を図っている。
数多いタクシー事業者の中で、「選ばれる」タクシーとして差別化を図る方法としても、同組合のこういった積極的なキャラクター化やグッズ販売などの事業展開は、今後も注目を浴びそうだ。

チェッカーキャブ無線協同組合プレスリリース/ValuePress!
https://www.value-press.com/pressrelease/163027