「カタログ燃費に最も近い実燃費」だった車は?
マイカー燃費&メンテナンス管理サービス「e燃費(イーネンピ)」を運営する株式会社イード(イード)は、「e燃費」を利用するユーザーによる投稿を元に集計した「実用燃費」のカタログ燃費に対する車種別達成率ランキングを公開した。
これは、ユーザーが投稿した過去1年間の燃費データを元に『カタログ燃費達成率ランキング』を調査したもの。
自動車メーカーが公表する「カタログ燃費」と、日常生活で実際に出る「実用燃費」の差がどれほど大きいかを調べ、「達成率」として20位までランキングした。
その結果、スポーツカー、SUV、ディーゼル車が多数ランクインした。
1位のスズキ『スイフト』と2位のトヨタ『86』は、いずれも達成率が80%を超えている。
燃費に加え燃料代への関心もあるとされるディーゼル車も5車種がランクイン。また、ユーザーからの燃費データのばらつきも少なかった。これは、クリーンディーゼル搭載車は他の車に比べ、道路環境や天候・気温、ドライバーの運転技量による燃費変動が小さい傾向があると見ることができる。
なお、ハイブリッド車がランクインしていないのは、カタログ燃費との差が大きいことを表しており、燃費が悪いのではないことに注意してほしい。
ハイブリッド車の燃費は「期待通りで満足」
ここ数年でタクシー車両に導入が広がっているハイブリッド車。カタログ燃費との差が大きいが、実燃費に対する満足度はどうか。
セグメント別に「実燃費にどれだけ満足しているか」を集計したところ、プリウスやアクアといった高燃費車の多い「セダン系小型下級」セグメントは、最も満足度が高い結果となった。
この調査では、妥当性の高い結果とするために、ユーザーが投稿したデータの異常値を計算から除外。またデータが少ない車種を除外した。異なるグレードは同一車種としてまとめた。商用車やマニュアル車も除外した。
(画像はプレスリリースより)

e燃費ユーザー実用燃費調査
http://www.iid.co.jp/