久之浜・大久地区で実証運行
いわき市は、久之浜・大久地区で5月6日から7月20日までの期間に公共交通実証運行を行うことを発表した。
浜風ふれあい号
乗り合いタクシー「浜風ふれあい号」は、久之浜・大久地区全域と四ツ倉駅・草野駅周辺を対象に運行される。
児童が通学利用するための定時定路線型の乗り合いタクシーと、高齢者の通院や買い物をサポートするデマンド型の乗り合いタクシーを組み合わせた運行方式だ。
運行日は平日のみで、基本運賃は中学生以上の大人は300円、小学生は半額の150円となる。中学・高校生の定期券は1ヶ月10,800円、小学生は1ヶ月5,400円。
デマンド型の乗り合いタクシーは、事前の利用登録が必要。利用予約は三和交通へ連絡する。
いわき市久之浜・大久地区
東日本大震災以降、震災復興事業により新たに住宅地が形成されること、人口が集中する地域が出てきている。高齢化により自家用車での移動が出来なくなった高齢者が増加したことも影響し、通勤・通学・通院・買い物などの際に必要となる移動手段の需要に変化が起こると予測されている。
これらの需要に適した公共交通網の構築を目指し、今回の実証運行が始まった。

いわき市 プレスリリース
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