ファックスのほかインターネットでも予約可能に
公益財団法人大阪タクシーセンターは9日、国土交通大臣認定の「適性診断」の予約をインターネットでも受付開始したと発表した。
「適性診断」は、初任運転者・高齢運転者・事故惹起運転者という特定の運転者に対し、その受診が義務づけられている。それぞれ実施される「初任診断」・「適齢診断」・「特定診断I」は、同法人のセンター内で受診できる。
なお、インターネット予約にはログインIDとパスワードが必要なため、個人タクシーなど初めて診断を予約する事業者は、事前にログインIDなどの交付手続きが必要だ。
プロのドライバーとして受診は義務
同法人ではこの診断業務にあたり、独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ)に用いられるシステムを使用している。さらに、受診後はナスバ認定のカウンセラー(第1種カウンセラー)が、測定結果に基づきカウンセリングを併せて行うこととなっている。
「初任診断」・「適齢診断」・「特定診断I」は、それぞれ所要時間は2時間程度で、「初任診断」・「適齢診断」については受診料4,500円、「特定診断I」については受診料9,000円となっている。実施日や実施時間など詳細は、外部リンクの同法人トピックスで確認を願いたい。
プロのドライバーとして、このような「適性診断」を受けることは、最低限の義務だ。また、適性を客観的に診断してもらうことにより、利用客へはもちろん自分自身への安心にもつながる。対象者は必ず受けよう。

公益財団法人大阪タクシーセンタートピックス
http://www.osaka-tc.or.jp/study_tekise