各地のタクシー会社がアニメとコラボして注目を集める
自動車・バイク・自転車関連の雑誌を手がける株式会社八重洲出版(以下、八重洲出版)は、「痛車(いたしゃ)」専門の雑誌「痛車天国」を12月17日に発刊する。
「痛車」とは、自動車の車体に漫画やアニメ、ゲームのキャラクター等のステッカーを貼り付けたり、キャラクターやロゴを描いた塗装をしたりした車を指す。痛車の塗装を専門に行う業者も存在する。
タクシーでは、話題性を高めるためにラッピングをした車両を見かけるが、近江タクシーが始めた「ちはやふる」ラッピングタクシーは、車体全体と、リアドアウィンドウにまで飛び出してキャラクターを描いたデザインが、今年注目を集めた。
この他、控えめなデザインながら、コンドルタクシーの「きんいろモザイク」ラッピングタクシーや、伊豆箱根タクシーグループの「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボタクシー等も2016年の話題となった。
「特別車両」「ラッピングタクシー」とは呼ばない
痛車業界では、痛車に該当する装飾のタクシー車両を、「痛タクシー」または「痛タク」と呼んでいる。
「痛車天国」第1号では、「痛車が溶け込んだ日常 タクシー」として、タクシーにおける「痛車」についてレポートしている。
この他、痛車の歴史の紹介や座談会レポート、痛車関連のイベント情報も掲載している。
「痛車天国 超 vol.1 新時代の扉を開け Go through the heaven’s door」は、A4判120ページ。価格は税込みで1,674円。
(画像は八重洲出版のホームページより)

八重洲出版
http://www.yaesu-net.co.jp/cart/mook.phpスタジオアールデザイン
https://twitter.com/studio_radius/status/809425120326402049近江タクシー
http://www.ohmitetudo.co.jp/コンドルタクシー
http://www.condor-taxi.co.jp/topic/topic_20161104_04.htm伊豆箱根タクシーグループ
http://www.izuhakone.co.jp/taxi/news/12244/index.html/