熊本地震の影響によるロードサービス依頼急増
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)九州本部は19日、平成28年熊本地震の影響によるロードサービスの依頼件数をまとめて公表した。同時に、同本部は災害時における車での避難生活時に注意すべきポイントについてもまとめ、注意を呼びかけている。
地震の影響による依頼件数については、2016年4月14日(木)から18日(日)にかけての速報値となっている。
期間中、熊本県で701件、大分県で4件のロードサービス依頼があり、故障内容として一番多かったのはバッテリー上がりの177件だった。次いで依頼が多かった故障内容はパンクが136件、さらに鍵の閉じ込みが89件だったとしている。
エアコンや車載テレビなどの多用には注意を
このことから同本部では、避難時の電装品の使い方に注意を呼びかけている。同時にいくつもの電装品を使用したり、電気消費量の多い電装品を多用したりすると、バッテリーが上がりやすくなるからだ。
また、道路に落ちたガレキの破片などによるパンクも多発していることから、タイヤのチェックもかかさず行うよう勧めている。走行前、走行後に、タイヤに異物が刺さっていないか、ヒビが入っていないか、目視するようにしよう。
そして当然のことながら、燃料切れにも注意が必要だ。さらに、狭い車内で何日も寝起きするような状況になった場合は、エコノミー症候群にも充分注意する必要がある。足の静脈に血栓ができてしまうことを防ぐため、屈伸運動をしたり歩き回ったりすることを心がけよう。
(画像はご当地情報より)

一般社団法人日本自動車連盟九州本部ご当地情報
http://jafevent.jp/area/kyushu/fukuoka/rs/