タイヤを硬化させないように保存して
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)秋田支部では、冬のスタッドレスタイヤから夏タイヤに交換するこの時期に注意すべき点について、喚起を行っている。
まず、交換したスタッドレスタイヤの保管方法だが、何より重要なのはタイヤを硬化させてないことだとしている。保管する前に必ず、融雪剤や泥、油脂などの付着した異物をきれいに水洗いし、水気を残さずしっかり拭き取る必要がある。
そして直射日光を避け、なおかつ通気性がよく温度変化の少ない場所に、ホイール付きなら平積み、タイヤのみならタイヤラックなどを利用して立てかけて保存するとよい。
タイヤの空気圧はこまめにチェックを
また、タイヤとホイールがセットになっている場合は、タイヤの負担を低減するため空気圧を適正値の半分以下にしておくとよいとしている。
ただこの場合は、次回そのスタッドレスタイヤを使用するさいに空気圧を適正な状態に戻す必要がある。そのため、必要なコンプレッサーを備えている自動車整備工場やガソリンスタンド、自動車ディーラーなどでの作業を推奨している。
タイヤの空気圧に関しては、空気圧が低い状態で走行しているとバーストの危険性が高まることを同社では実証実験で示しており、少なくとも月に1回程度は空気圧のチェックをするよう呼びかけている。
車の乗り心地や燃費だけでなく、安全性も左右するタイヤのメンテナンスについては、特にプロドライバーであれば普段からしっかりこなしていくよう、責任を自覚しよう。

一般社団法人日本自動車連盟秋田支部ご当地情報
http://jafevent.jp/area/tohoku/akita/news/一般社団法人日本自動車連盟ホームページ
http://www.jaf.or.jp/参考:JAFニュース
http://www.jaf.or.jp/profile/news/