ドライバーと同乗者の両方で、ともに3ステップの認証
株式会社notteco(ノッテコ)は4月7日、国内最大級のライドシェアサービス「notteco(ノッテコ)」の安全性への疑問を解消すべく、ユーザー登録並びにドライブ登録時の本人確認機能を強化・改善したと発表した。
ドライバーと同乗者の両方に対し、本人確認のために身分証明書・メール認証・SMS認証を必須とすることにしたもの。
具体的には、ドライバーに対しては、ドライブ登録をする際に、運転免許証の提出、メール認証、SMS認証を必須とした。
また、シェアさせてもらう側の同乗者がドライバーにコンタクトする際やドライバーを募集する「誰か乗せて」登録をする際に、運転免許証・健康保険証・マイナンバーカード・パスポート等の本人確認書類の提出、メール認証、SMS認証を必須とした。
「白タク」とは異なる仕組み作りと不安解消へ
ライドシェアサービス(ライドシェア)はマイカーに他人を相乗りさせるサービス。
安倍総理が2015年10月に、ライドシェアを可能にする規制緩和を検討するよう国家戦略特区諮問会議で指示したことを契機に、ライドシェアに対する注目が高まった。
しかしながら一般には、運転者個人が行う「白タク」と混同して理解されており、ライドシェアの安全性への不安が疑問視されている。
ライドシェアは、「白タク」と異なり、運営会社が運転者の免許証を確認し認可している。このため、運転者の身元が明らかで、同乗者が運転者の情報を知ることができる。
ノッテコは今回の対策で、運転者の本人確認を3段階で行うようにしたことと、同乗者側の本人確認も同様に設けたことで、安全性をより高めたとしている。
またノッテコでは、運転者の運転操作やマナーなどを同乗者が評価する「レビュー機能」があり、質の高い運転者の確保を目指している。
なおノッテコのライドシェアは、乗車距離に応じた賃金を徴収するのではなく、燃料代と高速道路代を割り勘する「コストシェア型」と呼ばれるサービス。
(画像はプレスリリースより)

notteco(のってこ!)
http://cp.notteco.jp/プレスリリース
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