より迅速により多くの客に利用してもらうために
名古屋エムケイ株式会社は1日、タクシー待ち合わせ時の運用ルールを改定し、明文化して提示した。
同社では、平成22年に導入したGPS配車システムが利用客より好評を得ており、今後さらに迅速に、またさらに多くの客にタクシーを利用してもらうため、今回タクシー待ち合わせ時の運用ルールを改訂したとしている。
平成28年4月1日より適用となった今回のルールでは、待ち合わせのどの時点からメーターを入れ待ち料金が発生するのか、どういう状況になればキャンセルとなり、またキャンセル料が発生するのかどうかなどを、具体的に示している。
なお、今回のこのルールは、名古屋エムケイのみの適用であり、同じエムケイグループの各社は地域によって対応が違うとしている。
明文化することでトラブルやクレームの減少に
タクシー事業者に対し利用客が入れるクレームにおいて、料金に関するクレームはおそらくたいていのタクシー事業者で上位にくるだろう。
利用者が時間指定をして配車を依頼したとしても、なんらかの事情でその指定時間に利用者のほうが遅れてしまうこともある。そのとき、何分までなら車が待っていてくれるのか、どの時点から待ち料金が発生するのかなどは、事業者によって異なっている。
そのため、客はそのとき利用したタクシー会社から自分が思っていた以上の料金を請求されると、他のタクシー会社ではこうだったのに、という不満を覚えてしまうものだ。
同社のように、あらかじめルールを明文化し、利用客に周知を徹底するようにすれば、そのようなトラブルやクレームの減少につながるに違いない。
(画像は待ち合わせ時の注意より)

名古屋エムケイ株式会社 待ち合わせ時の注意
http://www.mk-group.co.jp/nagoya/taxi_meet