ゆるキャラやトークで記者発表
一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会は3月15日、東京最大のタクシー配車アプリ「スマホdeタッくん」の記者発表の中で、各種イベントが行われた。
公開トークセッション「タクシーミニフォーラム」が開催された。同フォーラムの題目は、『タクシーとIT、その未来』。東京ハイヤー・タクシー協会会長の川鍋一朗氏、国土交通省官房審議官の持永秀毅氏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会輸送宿泊部部長の河田敦弥氏、みずほ情報総研株式会社チーフコンサルタントの平古場浩之氏がトークに参加した。
また、配車アプリ「スマホdeタッくん」のカバー地域に多摩地区が新たに加わったことにちなみ、多摩地区の市公認・推薦キャラクターたちが登場。立川市「くるりん」、国立市「くにニャン」、府中市「ふちゅこま」、調布市「ハーモニー君」「だるチャン」が地域応援団として、同協会キャラクター「タッくん」と初共演した。
新しい機能とサービスが続々と登場
これに合わせていくつかの新機能やサービスが発表された。
「スマホdeタッくん」の新機能として、お客様の好みに合わせ車種の色やエコカーを選択できる機能に加え、タクシーグループが選択できるようになった。
またアイホン株式会社と推進してきた、住宅インターホンにタクシー配車システムを連動させるプロジェクトが、3月よりサービス開始された。スマートフォン操作が苦手な人をターゲットとしたサービス。
株式会社H2Hが運営する「time wallet」と連携した。Bluetoothを利用した「Beacon」端末がタクシーに搭載される。乗客のスマートフォンにインストールされたアプリ「time wallet」が端末と接続し乗車時間をポイント化。貯まったポイント『min』は乗客が様々なサービスに交換することができる、というもの。多摩地区を皮切りにエリアを拡大する予定。
なお、配車アプリ「スマホdeタッくん」への参加グループは20社、対応車両台数は多摩地区954台を加え合計12,412台へと拡大した。参加率は東京23区武三エリアの法人無線グループで約55%、多摩エリアで約31%となった。
(画像はプレスリリースより)

東京ハイヤー・タクシー協会 | お知らせ
http://takkun.taxi-tokyo.or.jp/プレスリリース(PDFファイル)
http://www.taxi-tokyo.or.jp/pdf/info20160315.pdf