町田立体が4月下旬に開通
国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所は、国道16号保土ケ谷バイパス第二期・町田立体の本線部が4月下旬に開通することを発表した。
開通するのは東京都町田市鶴間に位置する延長2.1キロメートル、片側2車線ずつの4車線道路。国道16号が国道246号と交差する東名入り口交差点付近を立体化する。
交通渋滞の緩和を目指す
現在、国道16号町田市鶴間周辺は、東名高速・横浜町田インターチェンジや国道246号により慢性的な渋滞が問題となっていた。今回の町田立体の整備により、適切に交通が分散され、渋滞が緩和することが期待されている。
また、南町田北交差点から横浜町田インターチェンジまでの所要時間が整備前の8分から2分にまで短縮する見込みで、近隣の物流企業にとっては業務の円滑化が図られたり、渋滞緩和により生活道路を迂回する車両も軽減し、安全性の向上するといった点が期待されている。
また、町田市の救急車出動件数は近年増加しており、同区間開通により、南町田北交差点から三次医療施設への救急搬送時間が現状の22分から12分へと10分も短縮される。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省関東地方整備局 プレスリリース
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000642436.pdf