大きな効果は?
2月22日、国土交通省関東地方整備局常総国道事務所は、2015年6月に開通した圏央道により常磐道から東関東道がつながった"ストック効果"を発表した。
ストック効果とは次の通りで、圏央道を整備したことで効果がどのように出ているのか、というもの。
整備された社会資本が機能することによって、継続的に中長期的に得られる効果
(国土交通省関東地方整備局ホームページより)
発表によると、ストック効果は「インバウンド観光を後押し」「一般道が安全・快適に」「企業の生産性向上やドライバーの労働環境改善に貢献」の3つあるとしている。
一般道がどのように変わったか?
インバウンド観光については、成田空港と茨城県との間が高速道でノンストップ接続されたため、外国人客が茨城県を訪れやすくなり、ツアー数や外国人宿泊者数が増えた。
また、圏央道に交通量が流れ、一般道がスムーズになった。具体的には、急ブレーキの発生割合が減少、成田警察署管内の一般道の交通事故発生件数が前年比約4パーセント減少した。

国土交通省関東地方整備局 記者発表資料
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