3社のコラボで持ち寄ったアイデアとは
日本電信電話株式会社(NTT)は、トヨタ自動車株式会社(トヨタ)、Preferred Networks社(PFN)と共に、「ぶつからないクルマ」のコンセプトを実動デモンストレーションとして具現化したと発表した。
模型の車に、自動車・路側インフラ設備から収集した情報をリアルタイムに分析・学習し、走行中の自動車に提供する、というもの。
NTTの新しいコンピューティング技術および高信頼無線技術と、PFNの”ぶつからない事象を学習”するディープラーニングと呼ばれる技術並びに分散処理技術、これらの技術を用いて、トヨタが考える人工知能による将来の運転支援のコンセプトを実現した。
難しいが必要な技術とは
自動車分野で、車両が自律的に判断、注意喚起等をする運転者への支援を行うことと、他の自動車や路側設備、歩行者の持つ端末などと連携した自動車周辺の状況把握や活用が求められると考えている。
自動車分野を含め、NTTは、ユーザやスマートフォン、通信機能を持つ自動車等に近い位置で様々な処理を高速に行うためにネットワーク末端にサーバーを分散配置する”エッジコンピューティング”技術と、複数の無線アクセス方式を組み合わせて確実にデータをやり取りするIoTサービスの基盤技術の確立を目指している。
(画像はプレスリリースより)

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