「フォーリンフレンドリータクシー」認定制度と合わせて利便性向上
京都市は、国やタクシー事業者団体などと連携して訪日外国人向けタクシー(フォーリンフレンドリータクシー)認定制度を設け、3月1日(火曜日)より、京都駅烏丸口のタクシー乗り場内において、全国初となる専用乗り場を設置する実証実験を開始する。
同日には「フォーリンフレンドリータクシー出発式」を行う予定。
現在、「フォーリンフレンドリータクシー」認定運転者は、87名。当初認定予定数の80名を上回っている。接遇及び外国語研修を受講しており、認定されたドライバーは、専用乗務員証及び腕章を付けている。
外国人旅行者のニーズに合わせた車両
認定車両は69台(認定予定台数を含む)。
クレジットカード及び交通系ICカード決済が可能(交通系ICカード決済機器は平成28年7月末までに全車両に搭載予定)で、スーツケース等の大型荷物が2個以上搭載できる車両または、ワゴン及びユニバーサルデザイン車両。専用行灯、マグネット及びステッカーが貼付されている。
この取り組みは、ビザ・ワールドワイド・ジャパンとの地域活性化包括連携協定の一環としても行う。
このフォーリンフレンドリータクシーとして認定された運転者及び車両が迎える外国人優先の乗り場だが、スーツケース等の大型荷物を持つ人や、車いす・ベビーカーでも利用できる。

京都市:フォーリンフレンドリータクシー実証実験に係る専用乗り場の運用開始について
http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000193971.html