ドイツに自転車専用高速道路を建設　国内初の試み

ドイツで自転車専用高速道路の建設が始まっている。最初の5キロメートルが既に完成しており、最終的には、全長100キロメートル以上にもなるという。

ドイツにある速度無制限の区間がある高速道路アウトバーンの自転車版と言われている。

現在建設が進められている自転車専用高速道路は、ドイツの都市の中でよく見かけられる1車線の自転車専用道路を改良したもの。計画されている道路の大部分は、かつて工業地帯だった地域で使われなくなった線路に沿って作られる予定だ。

将来的に、自転車専用高速道路はドイツ西部のデュイスブルク、ボーフム、ハムといった10の都市と4つの大学を結ぶ計画。信号が無く、約4メートルの車幅には追い越し車線が設けられ、地下や高架で交差している。

既存の自転車専用道路は、整備が進んでおらず危険な場所もあったが、これを解消し安全に通勤・通学ができるようになると期待されている。

昨今、電動自転車の人気が高まっているため、自転車専用高速道路の開通により車の利用が減少し、渋滞や大気汚染などの問題が改善すると考えられている。

（画像はイメージです）




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