政府広報室が「3つの約束」を提言
内閣府政府広報室は、飲酒の機会が増える年末年始のシーズンに合わせ、飲酒運転根絶のための「3つの約束」を訴えた。
12月に増加する飲酒事故
飲酒運転による事故の件数は、刑法・道路交通法の厳罰化などもあり、近年のピークである平成12年と比べると事故件数は約6分の1以下、死亡事故は約5分の1と減少している。
しかし、ここ数年は下げ止まりの状態で、平成22年から26年までの期間の月別飲酒事故件数は、10月から増加し12月が最も多くなっている。
飲酒運転根絶のための「3つの約束」
政府広報室が訴えているのは、「お酒を飲んだら乗らない」「お酒を飲んだ人を乗せない」「運転する人にお酒を飲ませない」の3つ。
お酒を飲んだら運転をせずに、公共交通機関や運転代行業者を利用。ドライバーやライダーが飲酒してしまった場合は、周りの人が絶対に運転させないようにする、周りの人が飲ませないようにする、といったように、本人はもちろん周囲の人間や店側にもその責任を訴える。
ビール中ジョッキ一杯分のアルコールが抜けるまでには約5時間かかるとされており、仮眠をとってもアルコール分解はむしろ遅くなる。そのため、運転するのが翌日であっても計画的に適度な飲酒量にする必要がある。

内閣府政府広報室 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000007444.html