ナビタイムジャパンが移動ビッグデータを公開
株式会社ナビタイムジャパンは、「全国版 移動ビッグデータ公開サイト」を12月3日に公開した。
ナビタイムジャパンは「経路探索エンジンの技術で世界の産業に奉仕する」という理念のもと、1996年に経路探索エンジンのライセンスビジネスを始めた企業。
同社の交通コンサルティング事業で得た分析結果を用いて、今回のサイトが作られた。
「全国版 移動ビッグデータ公開サイト」とは
今回公開されたのは、事前に同意を得たユーザーのGPSから取得された移動実績データを基に、渋滞状況や信号通過時間を集計したもの。
道路ごとの平均速度を集計した「平均旅行速度」や、全国の信号の右左折方向別通過時間を集計した「信号交差点通過時間」が公表されている。
渋滞緩和のための適切な情報を提供
同サイトの公開により、個人・法人・自治体を問わず多くの人がその地域の渋滞状況を正確に把握することで、適切な回避ルートをとったり、渋滞解消対策に貢献することが期待されている。
今後は公共交通、訪日外国人や国内観光に関する分析結果についてのコンテンツが追加される予定となっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ナビタイムジャパン プレスリリース
http://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/201512/03_3364.html