笹子トンネル入り口に信号機を設置
山梨県警は、中央自動車道笹子トンネル上下線の入り口に信号機を設置し、12月1日から利用を開始することを発表した。
中央自動車道笹子トンネル
笹子トンネルは、中央自動車道大月ジャンクションから勝沼インターチェンジ区間にある4.7kmのトンネル。
全国的にも珍しい信号機の設置
2012年12月2日東抗口から約1.7km付近において、天井板が落下する事故が発生、今後このような交通事故が発生した際に車両を適切かつ迅速に規制し、2次災害・多重追突事故を防ぐために信号設置が行われた。
信号機は入り口の数十メートル手前の走行車線と追い越し車線にそれぞれ設置された。通常の信号機と同様3色で、通常は青だが、赤は進入禁止、黄色は1車線のみ通行可能の意味となる。
中日本高速道路によると、トンネル入り口に信号機が設置されるのはまだ全国的に珍しく、東名高速道路日本坂トンネルや中央道恵那山トンネルが先例となる。今回の信号設置は、山梨県警が中日本高速に設置を要望し、実現した。

山梨県警
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