第一交通産業が第2四半期決算発表
第一交通産業グループは、平成28年3月期第2四半期決算短信を11月6日に発表した。グループ全体の上期の経常利益は68%増となった。
タクシー認可台数は、福岡市の株式会社西ビルタクシーなどの買収と事業譲受による台数を含め、計8,043台と発表した。
タクシー事業の業績と取り組み
タクシー事業の売上高は前年同四半期比2.2%増の268億円、セグメント利益は同14.4%増の9億4,000万円。増益の理由を、各種の取り組みや、燃料価格の下落と営業所の統廃合による経費削減の効果が出たためとしている。
同社グループでは、行政が行う地域公共交通の再構築や地方自治体への助成金増額などの流れを受け、「ママサポートタクシーサービス」のエリア拡大、「乗り合いタクシー」、「救援事業・便利屋タクシー」など、移動の助けを必要とする人へのサービスを地域ごとに広げてきた。
他にも、「タクシー自動配車アプリ モタク」や「電子マネー決済端末」のPR、「4カ国語同時通訳サービス」など、幅広い数々の取り組みにより他社との差別化を図っている。

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