事故なき社会株式会社が、2015年10月よりペーパーテストで安全運転能力を判定することが可能な『明日の事故ドライバー発見テスト』の申し込みを開始した。『明日の事故ドライバー発見テスト』は、九州大学名誉教授 松永 勝也氏の監修で作成された。
同テストはこれまで、安全運転能力を判定できる唯一のペーパーテストとして、実験的に企業で活用され改良が加えられ、今回の正式公開まで至っている。
交通事故は未来の事故ドライバーを減らすために
『明日の事故ドライバー発見テスト』は、まだ事故を起こしたことがないが、事故を起こすリスクがある人をターゲットに作成されている。
企業で車を業務運用する際に、医療業界の新卒MRなどは赴任後一年間の事故率は82%と高い数字の現実があり、企業にとっても事故削減は大きな課題だ。交通事故の90%は初犯の人が起こすが、事故を起こした人への対策は行われるが、そうでない人への対策はなおざりになる現実がある。
こうした事故を防ぐために、どのようなテストが行われるのだろうか?『明日の事故ドライバー発見テスト』の概要を、事故なき社会のプレスリリースより引用する。
■明日の事故ドライバー発見テスト概要
ペーパーテストで受検者の安全運転力(どれくらい安全運転ができるか)を評価できる唯一のテストです。安全運転に必要な知識を運転技能、交通法規、運転行動の観点から評価します。
運転技能:車両特性や運転操作の知識、車両の走行イメージに関する知識
交通法規:道路交通法など安全運転に必要な標識や信号、飲酒運転など企業のリスク管理に関する知識
運転行動:安全運転に必要なKM理論の知識、各運転シーンにおける空間確保や確認方法の知識
事故なき社会のプレスリリース
『明日の事故ドライバー発見テスト』の導入が、どのように事故削減に貢献するのか注目だ。
(画像はプレスリリースより)

事故なき社会のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp