パナソニックがETC2.0車載器CY-ET5000GDの販売を開始
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、ETC2.0車載器「CY-ET5000GD」を、2015年11月より法人向けに販売開始することを発表した。
同社は、車載・産業の分野で事業を展開するパナソニック株式会社の社内カンパニー。
「CY-ET5000GD」の特長
「CY-ET5000GD」にはGPS機能が搭載されており、ETC2.0を活用した新しい高速料金割り引きを受けることが出来るようになる。また、特殊車両の通行許可の簡素化や、車両の運行管理など、適切な物流制度の導入も予定されている。
GPS機能の搭載は業界初。
次世代ETC「ETC2.0」
ETC2.0サービスは、道路側のアンテナであるITSスポットとの双方向通信により、路側通信装置と車両の間での路車間通信を利用して人・車・インフラを繋げる、「路車協調システム」による運転支援サービスを受けられるというもの。
安全運転支援、渋滞回避支援、災害時支援などを行う次世代ETCとして誕生した。
国土交通省では、ETC2.0の走行経路情報を利用し、渋滞区域を避けて交通量の少ない区間を使った場合に料金を割り引く料金制度の導入を予定している。都心経由の方が割安になる現状を改め、首都圏の同一発着地点であれば同一料金となるように料金体系を変更していく。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック プレスリリース
http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/10/jn151006-2/jn151006-2.html