国交省が圏央道でETCバー撤廃実験
国土交通省は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の入り口料金所において、ETCバーを廃止する実験を開始することを発表した。実験は、桶川北本インターチェンジ・狭山日高インターチェンジの2カ所で実施される。
実験期間は、桶川北本インターチェンジが2015年10月20日から11月19日まで、狭山日高インターチェンジが11月20日から12月19日まで。
「賢い料金所」を目指す
国土交通省では、ETC利用者がストレス無く快適に走行出来る、「賢い料金所」を目指すとしている。
従来、料金所においてレーンは現金払いが主線でETCレーンは迂回が必要だったが、これを順次ETCレーンを主流線に変更し、ETCレーン利用者がよりスムーズに走行出来るよう変更していく。今年7月下旬より三軒茶屋・五反田にて順次試行を始めており、今後2,3年内に首都高速26カ所で実装を進める予定となっている。
また、ETCを基本とした対距離料金体系の構築も進める。2020年の東京オリンピックまでに、首都高速で5カ所、阪神高速で6カ所の本線料金所を撤廃する。
今回実験を行うETCバーの撤廃も、この「賢い料金所」への取り組みの一環である。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001106423.pdf