ハローGとブルーバード社
株式会社ハローGは、インドネシア最大手のハイヤー・タクシー会社ブルーバード社と代理店契約を締結した。
ハローGはLPガスの販売をはじめ家庭に密着した様々な商品を提供するだけでなく、インターネット事業や不動産事業、海外進出支援事業などのグローバル化を念頭においた企業向けのサービスも提供する会社だ。現在、日本企業のインドネシアを中心とした東南アジアへの進出の手助けに積極的な姿勢をみせている。
今回ハローGが契約を果たした取引先のブルーバード社は、ハイヤーやタクシーの他に、大型バス、陸海空物流、サプライチェーンマネジメントなどの総合ロジスティックサービスを運営するブルーバードグループの持ち株会社である。ブルーバード社のタクシー保有車両数は3万台以上にもおよび、国内タクシー市場で約3割のシェアを誇る。また、2014年にはインドネシア証券取引所に上場した。
日本国内でブルーバードの事前予約サービスを開始
インドネシア国内の空港送迎やチャーター利用などの事前予約サービスを日本で初めて実現した。専用のウェブサイトでは、日本語による先述の事前予約サービスや、国内でのクレジットカードをつかってでも円決済、法人向けの請求書後払いのサービスが9月中頃から開始する予定だ。
当サービスの背景としては、新興国のなかでもインドネシアの成長は著しく、近年ではインドネシアに進出する企業が増えており、現地への出張のニーズも高まっているということが挙げられる。しかし、未だ市内への公共交通機関の手段は調っていないというのが現状で、インドネシアでは悪質なタクシー商売も横行している。そんな中でもブルーバードのタクシーは品質が高いことで有名で、たとえば忘れ物をしても他のタクシー会社と比べて手元に戻ってくる確率は高いという。
今回日本初の代理店パートナーとなったハローGの代表取締役、芝崎良人氏は「インドネシアで最も信頼のおけるタクシーサービス会社であるブルーバード社の日本でのプレゼンスを高め、インドネシア出張の支援をしていきたい」と語った。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ハローG プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/148077