高級タクシー運営法人「ハイエン」設立
ソウル市は7月29日、高級タクシー30台の試験運用を、10月から開始すると発表した。
今年4月、同市のタクシー運送事業組合と韓国スマートカード(KSCC)が共同出資し、高級タクシー運営法人「ハイエン」を設立。このほどタクシー運転手の選抜や教育、料金策定などの手続きを終えたため、試験運行を始める。
黄色のナンバープレートが目印の高級車
車は、排気量2800cc以上のBMWやベンツなどの高級車を使用する。黄色のナンバープレートをつけるが、タクシー表示灯などを装備しないため、一見するだけでは一般高級乗用車と区別できないようになっている。
全車とも予約制で運営され、基本料金は7500~8500ウォン(約799~906円)。韓国には、「一般タクシー」と「模範タクシー」が走っており、質のよいサービスを提供する「模範タクシー」は割高となっている。今回試験運用される「高級タクシー」は、「模範タクシー」のさらに1.5~1.7倍の料金を予定しているということだ。
運転手は、安全運転の経験豊富な人材を選抜し、ハイレベルなサービス研修を実施する。給料は、月給215万ウォン(約22万9000円)となる見込みで、一般のタクシー運転手の1.3~1.4倍の報酬が想定されている。

韓国観光公社 公式サイト
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TR/TR_JA_5_6.jsp