渋滞が緩和されそうな区間が
11月25日、高速道路各社(NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、公益財団法人日本道路交通情報センター)は一斉に、年末年始期間の高速道路での交通集中による渋滞予測を発表した。
対象の期間は、2016年12月28日(水)~2017年1月4日(水)の8日間。
発表によれば、1月2日(月)から3日(火)にかけて、渋滞が多く発生すると予測。10km以上の渋滞が多く発生すると予測される日は、いずれの高速道路も下り線は1月2日(月)、上り線も同じ1月2日としている。
特に長い渋滞が予測されるのは、関越自動車道は下り線が12月30日(金) 8時頃に高坂サービスエリア付近で20km、上り線のピークは1月2日(月)17時頃で、同じく高坂サービスエリア付近で45km。東名高速道路は上り線で1月2日(月)16時頃に大和トンネル付近で55km。
名神高速道路は下り線が1月2日(月)11時頃に一宮インターチェンジ付近で25km。中国自動車道は下り線が1月2日(月)11時頃に宝塚東トンネル付近で20km、上り線のピークが1月2日(月)14時頃に宝塚西トンネル付近で25km。
例年20km以上の渋滞が予測される愛知県内の東名高速道路は、新東名高速道路の開通効果か、今年の渋滞予測には挙がっていない。
安全・快適運転の最新機能が渋滞緩和にも効果
高速道路各社は例年、出発の時間帯をずらす等の渋滞を避けた利用や、運転中は上り坂での速度低下に注意すること、車間距離をつめ過ぎないことを呼びかけている。
今年はさらに、レーダーで前方車両との車間距離を一定に保つACC(アダプティブクルーズコントロール)搭載車両は、ACCを上手に活用することで渋滞を緩和できる可能性があるとして、走行車線で使うこと、渋滞時は「車間短め(Sモード)」設定で速やかに追従すること、を合わせて呼びかけている。
(画像はプレスリリースより)

ニュースリリース
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