必須 普通第二種免許取得
タクシードライバーになるためには、第二種運転免許の取得が必要であり、取得するためには、公安委員会が行う運転免許試験を受験し、合格する必要がある。
主な受験要件
年齢や期間の要件として、21歳以上であり、普通第一種免許、中型第一種免許、大型第一種免許、大型特殊第一種免許のうち、いずれかの免許を取得後、これらいずれかの免許を受けていた期間が通算して3年以上あることがある(だだし、この3年の期間には、免許の効力が停止されていた期間は含まれない)。
視力要件としては、両眼で0.8以上、かつ、一眼でそれぞれ0.5以上であること(普通第一種免許要件の視力要件は、免許視力が両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること。一眼の視力が0.3に満たない方若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること)。三桿法の奥行知覚検査器により3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下であることがある。
聴力要件としては、両耳の聴力(補聴器により補われた聴力を含む)が10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえることがある。
主な受験禁止要件
上記受験要件にあたらない者や、免許停止等、免許の効力が停止されている期間中、免許取り消し等の処分を受け、欠格期間を終了していない者、他の種類の第二種免許を受けている者などがある。
取得方法
合宿または教習所で取得し、適性試験、学科試験、技能試験をパスし、試験場にて学科試験を受講する方法などがある。
取得費用
取得費用は、タクシー会社が全額負担することが多く、免許取得中も日給が支払われることが多い。
※記事の内容は、東京都での受験を考慮したものであり、他道府県の場合は、異なる場合があります。

警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/道路交通法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35HO105.html