18.8%は赤信号でも全く停止せずそのまま通過
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)京都支部では、2016年6月に京都市内で「自転車利用実態調査」を実施し、その結果をまとめて公表した。
今回2日間実施された調査で収集されたデータは、約2,500件にのぼる。データの内訳は、車道通行する自転車利用者の「信号遵守状況(1,000台)」「一時停止遵守状況(1,000台)」「日没後無灯火で走行する自転車の実態(500台)」となっている。
調査結果からは、78.0%の人が自転車乗車時に信号を遵守しているものの、信号無視している人が22.0%存在しており、しかも全体の18.8%は赤信号であるにもかかわらず、全く停止もせずそのまま通過していることがわかった。
どんな場合でも事故になれば責任を問われるから
また、出会い頭の事故につながりやすい一時停止については、遵守している人がわずか3.5%しかおらず、半数以上の52.9%の人がそのまま通過し、停止せずに徐行で通過している人は43.6%であると判明した。
日没後に前照灯を点灯しているかどうかについては、オートライトの普及などで74.6%が点灯していた。しかしこちらも25.4%の人が無灯火のまま走行しており、全体の8.8%は無灯火のまま自転車で車道を走行していた。
自転車側の信号無視や一時停止の不停止、無灯火などであっても、もし事故になった場合、自動車側の責任も必ず問われてしまう。プロドライバーとして常日頃から注意を怠らず、安全運転を心掛けよう。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人日本自動車連盟プレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/