フィリピン大手金融会社と提携
グローバルモビリティサービス(GMS)株式会社は2016年9月15日、フィリピンのマイクロファイナンス会社BPI Globe BanKOと業務提携したと発表した。三輪タクシードライバーへのサービスを開始する。
車両遠隔制御Fintech
タクシーは、現地では市民の生活の足として定着している公共交通機関。
しかしドライバーになりたくとも車両購入が困難、車両を買い換えたくとも経済的に難しいという低所得者が多いことを受け、モビリティIoT化の促進を目指すGMSでは、フィリピンのタクシー業界をバックアップ。
車両さえあれば仕事ができ、十分に支払い能力を有する人々を対象に、車両遠隔制御が可能になる「Fintechサービス」を提供。支払いの延滞や滞りなどのリスク軽減を実現しているシステムだ。
三輪タクシーのファイナンスサポート
今回、フィリピンの大手金融・BPIグループのマイクロファイナンス会社、BPI Globe BanKOがこの取り組みに参画。トライシクル(三輪車)のタクシードライバー向けに、GMSのIoT技術を車両に搭載することを条件としたファイナンスサービスを開始する。
GMSでは今後も、今まで解決できなかった自動車金融の現状を打開し、新型車両の買い換えによる環境配慮、タクシードライバーなどの雇用創出、所得の向上を支援していくとしている。
(画像はプレスリリースより)

グローバルモビリティサービス株式会社のプレスリリース
http://www.global-mobility-service.com/