カーナビ機能の操作性を大きく改善
株式会社JVCケンウッドは9月7日、ケンウッドブランドで、AVナビゲーションシステム「彩速ナビゲーション」の新商品4モデルを10月中旬より発売すると発表した。
「TYPE Z」シリーズは「彩速ナビゲーション」と呼び、2015年12月に、CDを超える音質を実現する「ハイレゾ音源」業界で初めて採用した。
今回発売したのは、上位機種のMDV-Z904と後継機種のMDV-Z704、それらのワイドモデルMDV-Z904WとMDV-Z704W。地上デジタルTVチューナー、Bluetooth内蔵、DVD/USB/SD対応。
従来機種より、操作体系を一新して使い勝手を向上させた。直感的に操作ができる「アクティブオーバーレイGUI」、スピーディーに情報アクセスできる「INFOウィンドウ」、いつも使う機能や設定を保存できる「マイメニュー」を追加。
AV機能も、ハイレゾ音源の再生フォーマットに、DSD(ダイレクト・ストリーム・デジタル)ファイルが追加された。ハイレゾ音源の楽曲はインターネットで配信されパソコンでダウンロードするが、SDカードやUSBメモリなどにダウンロードし、それを本体に接続して再生する。
ハイレゾ音源でない音声・動画データを、高解像度となる192kHz/32bitのデジタルデータにアップコンバートし、再生。音楽だけでなく、動画再生もより高音質で楽しめる。
カーナビからiPhoneを操作する「Apple CarPlay」や、Android端末を操作する「Android Auto」に対応した。
ワイドモデル2機種には、新開発の完全フルフラット静電タッチパネルを採用し、シンプルな外観になった。
「彩速ナビ」名称由来の機能を維持強化
「彩速ナビ」はハイレゾ音源対応の他に、美しい画像と高速なレスポンスが売りのAVナビゲーションシステム。
画面には、高精細な液晶パネルと高輝度ホワイトLEDバックライトとともに、静電容量式光沢タッチパネルを採用。また表面フィルムには撥油性タイプのフィルムを用い、指紋等を拭き取りやすくした。
また、独自の高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンⅢ」を搭載。フリック、ピンチ、ドラッグ等、スマートフォン感覚のタッチ操作にもすばやく反応する。
地図データ等の膨大な情報量を収録しながら、高速レスポンスによるスムーズな画面表示を実現するデータ圧縮技術「S3フォーマット」を採用した。
(画像はプレスリリースより)

ニュースリリース ケンウッド
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