小規模事業者でも気軽に導入できるレンタルサービス
株式会社タニタは8日、レンタル専用の燃料電池式アルコール検知器を開発し、事業者に向けたレンタルサービスを2016年12月15日より開始すると発表した。
今回レンタルサービスに使用されるアルコール検知器は、信頼性の高い燃料電池式の「ALBLO(アルブロ)FC-900」だ。レンタルにすることで導入価格を抑えることができ、特に小規模の事業者にとっては非常に便利なサービスとなりそうだ。
レンタル料金は、測定回数500回モデルが1万5,000円(税別)、測定回数2,000回モデルが2万円(税別)となっており、契約期間はいずれも1年間だ。契約期間の1年が満了または測定回数が上限に達した場合、基本的に契約は自動更新される。
点呼時のアルコールチェックはすでに義務化
さらに、契約の自動更新の時期に、同社が機器の定期点検を行い新しい機器を届けてくれるため、レンタルしている事業者側は安心して毎日のアルコールチェックを続けることができるという仕組みになっている。
このレンタルサービス利用申し込みは、サービス開始日の12月15日より同社のホームページで受け付ける。また、同社は9月13日~16日に東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2016」に出展しており、そちらで先行予約も受け付けている。
自動車運送事業者の点呼時アルコールチェックは、2011年に義務付けられた。しかし小規模事業者の場合、高額なアルコール検知器を導入することが難しい場合も多かった。今回同社が提供する新たなサービスで、精度の高いアルコール検知器を手軽にレンタルできるのであれば、ぜひ導入したいところだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社タニタプレスリリース
http://www.tanita.co.jp/press/detail/