装備もライセンスも不要の自動車競技
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の公認競技である「オートテスト」が、2016年9月11日(日)に、福岡県福津市のスピードパーク恋の浦で開催される。福岡県内で「オートテストが」が開催されるのは今回が初めてで、全日本ジムカーナ選手権第7戦の併催競技としての開催だ。
モータースポーツに興味を持っている人でも、「オートテスト」という競技について知っている人はまだ少ないのではないだろうか。2015年にJAFの公認競技になったばかりという、ごく新しいモータースポーツだ。その「オートテスト」とは、ジムカーナをより手軽にした競技だと考えていいだろう。
コース設定もジムカーナほど難しくなく、ふだん使用している車ならAT車でも軽自動車でもなんでも参加できる。ヘルメットやレーシングスーツなどの装備も必要なく、競技ライセンスすら必要がない。本当に手軽に参加できるところがポイントだ。
気軽に参加して自分の運転技術を確認できる
もちろんジムカーナと同じタイムトライアルだが、バックギアを使ってパイロンの間を後ろ向きに走行したり、前輪だけで通過するエリアがあったりと、高速での運転技術を競うというよりは低速でも確実な運転技術を競うという内容だ。
普通自動車免許保持者であれば誰でも参加でき、車検を通った車なら基本的になんでも持ち込んで使用できる。参加費用も3,000円と、気軽に申し込める金額となっている。モータースポーツに参加してみたいが、ライセンスの取得や装備をそろえるなど、少しハードルが高いと躊躇してる人も、この「オートテスト」なら気軽に参加できるのではないだろうか。
また、自分の現在の運転技術がどの程度のものなのかを確認するという点においても、「オートテスト」なら客観的な判断ができる。プロドライバーなら、一度は試してみたいところだ。興味のある人は、この機会にぜひ参加しよう。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人日本自動車連盟プレスリリース/PR TIMES
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