公開交通取締り
警視庁は、6月20日、東京都内全域において夜間飲酒運転の「公開交通取締り」を実施した。
警視庁では、都内の重大交通事故のほとんどが、交差点やその付近で発生しており、飲酒運転による人身事故が絶えないことを懸念し、定期的に公開取締りをおこなっている。「公開交通取締り」は、警視庁が、交通安全のために特に公開しておこなうもので、都内全域であらかじめ日時と場所を指定して実施される。
交通ルールは自分のために守る
全ての人が交通ルールとマナーを守り、交通安全を心がけていれば、ほとんどの交通事故は起こらない。しかし、「捕まらなければ、ルールを守らなくてもいい」「ルールに従わなくても、気をつけているから自分は大丈夫」といった安易な考えから、交通違反をする人は後を絶たない。
交通事故を起こさないために交通ルールがあり、それを守らなければ、取締りがおこなわれる。悲惨な交通事故の当事者とならないために、取締りがあってもなくても、常に交通ルールを守るよう、一人一人が心がけていかなければならない。
「飲酒運転させないTOKYOキャンペーン」7月1日~7日
警視庁では、交通事故防止のため、特に速度超過、交差点の違反、飲酒運転、児童らの通行時間帯における通学路の交通違反等の指導・取締りを強化している。東京都内の各地域では、「公開取締り」のほか、ランダムな取締りも実施しているとのことだ。
また、7月1日(水)から7月7日(火)までの7日間、夏に向けて飲酒の機会が増える時期をひかえ、「飲酒運転させないTOKYOキャンペーン」を実施する。
キャンペーンの主な取り組み内容として、飲酒運転取締りの強化、飲食店等に対する広報啓発活動の推進、ボランティア等との連携による自主的な飲酒運転根絶活動の促進をおこなっていく方針だ。

警視庁「飲酒運転させないTOKYOキャンペーン」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/insyu/insyu.htm警視庁 公開交通取締り
http://megalodon.jp/2015-0630-1525-09/www.keishicho.