運輸業者の安全によって利用者に安心を
独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)は4日、11回目となる「NASVA安全マネジメントセミナー」の開催詳細を発表した。
この安全マネジメントセミナーは、平成18年に運輸安全マネジメント制度が開始されたことを契機に始まったものだ。タクシー事業者を含めた運輸業者の安全構築によって、多くの人が安心してサービスを利用できるよう、制度の周知・浸透を目的に開催されている。
10月20日に東京国際フォーラムで開催
「第11回NASVA安全マネジメントセミナー」の開催日時は、平成28年10月20日(木)13:00~17:25となっており、東京・千代田区の東京国際フォーラムホールCで開催される。
参加料は、1階席・2階席が3,000円、3階席が2,000円となっている。ただし、一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会に加盟している事業者が、インターネットで申し込みをした場合は、1階席・2階席に限り300円の割引が適用される。
タクシー事業者の具体的な取組事例報告も
セミナー当日は、国土交通省自動車局安全政策課長による基調講演に続き、「ドライブレコーダー活用による安全運転支援について」や、タクシー事業者の取組事例報告として「運行管理者のひとことって、ほんとうに大事です!!」などの講演が予定されている。
また会場では、デジタル式運行記録計やSAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査機器などの安全運転支援ツールの展示・紹介や、交通事故被害者などの生命の重みを伝える「ミニ・生命(いのち)のメッセージ展」も開催される。ぜひこの安全マネジメントセミナーに参加して、運輸事業者が担う安全についてもう一度考えてみよう。
(画像はプレスリリースより)

独立行政法人自動車事故対策機構プレスリリース
http://www.nasva.go.jp/news/2016/