熱駐症ゼロプロジェクト発足
日産自動車株式会社は、「熱駐症(ねっちゅうしょう)ゼロプロジェクト」を発足。子どもやペットの車内放置事故を未然に防ぐため、2014年8月4日よりプロジェクトムービーを配信する。
プロジェクトムービーを公開
同プロジェクトの発足に当たり、プロジェクトムービーを公開。これは車内に飲料容器、お菓子、クレヨンなどを置き、気温が急激に上昇することによってどのような現象を起こすか、収録した動画。
炎天下に駐車された車内は、70度に達する可能性も指摘しながら、その危険を分かりやすく見せている。また公式ツイッターでこれらの動画内容を解説するほか、暑くなった車内の冷却方法など、役立つ情報も発信していく。
その他にも8月6日より、日産のテレマティクスサービス「カーウィングス(CARWINGS)」を活用し、車両ナビ画面に警告表示を配信。県単位で真夏日予報「真夏日アラート」を実施する予定だ。
車内放置事故ゼロを目指す
JAF(日本自動車連盟)によると、2015年8月の1ヶ月間、キー閉じ込みによるJAFのロード救援サービスのうち、236件が子どもの車内放置であったことが報告されている。
同社ではその炎天下の駐車による危険性への理解、認知を啓発し、メーカーの枠を超えた車の安全に取り組んでいく予定だ。
(画像はプレスリリースより)

日産自動車株式会社のプレスリリース
https://newsroom.nissan-global.com/