追突事故防止強化月間
NEXCO西日本は、平成28年上半期の交通事故状況をとりまとめた。交通混雑時期に合わせ8月6日から21日を「追突事故防止強化月間」とし、ドライバーに注意を呼びかけている。
事故の原因は「前方不注意」
平成28年上半期に発生した交通死亡事故は、過去5年間と比較して2番目に低い。しかし交通死傷事故の要因は、前方不注意による事故が52%と半数以上だ。その原因による追突での死傷事故は86%にもおよぶ。
事故の大半は、外の景色に気をとられた、車内の落下物を拾おうとした、考え事をしていたなど、一瞬の気の緩みで引き起こしている。
NEXCO西日本の対策
このようなことから、NEXCO西日本では、LED標識による注意、トンネル照明の調整などを行っている。ほかにも事故の発生しやすい場所20箇所で事故防止対策が図られているほか、国土交通省をはじめ高速道路関係6社が連携して各種対策を進めている。
また「追突事故防止強化月間」を設け、ホームページやチラシ、キャンペーン、SA・PAでのあらゆる広報媒体を利用した注意や呼びかけを実施。
特にシートベルトの着用、こまめな休憩、車間距離などを全ドライバーに、また運行管理者にも常務時間や健康状態の管理など、改めて注意を呼びかけている。
(画像はプレスリリースより)

NEXCO西日本のプレスリリース
http://prtimes.jp/