大阪府の条例を受け学生に講習会
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)大阪支部では、「大阪府自転車条例」が施行されたことを受け、安全利用の啓発に着手。2016年7月20日に金光大阪中学校・高等学校で「交通安全講習会」を実施する。
自転車事故の第1当事者
2015年、大阪府では自転車事故による死者が50人、前年より16人の増加。事故数も1万2,222件で全国ワースト1だ。「大阪の交通白書」での統計によると、16歳から19歳と、高校生に当たる年代が最も多く事故を引き起こしている。
それらの背景を踏まえ、JAF大阪支部では中学生・高校生を対象に「交通安全講習会」を実施。特に夏休みは、日常の通学以外でも自転車利用が増える時期だ。
内容は自転車事故の原因や実態を理解してもらい、車の死角や夜間の状況など、ドライバーの視点での道路状況を説明。また条例制定に伴い自転車保険も義務化。法律や保険についても学ぶ。
そして自動車と自転車の衝突事故実験映像を見てもらうほか、実際の交通場面の映像を見ながら、危険予知トレーニングを行う。
自転車のルールとマナー
JAFでは今後も中学・高校での講習会を実施し、正しい自転車利用と交通ルール、マナーの向上など、交通安全教育の充実に取り組んでいくとしている。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人日本自動車連盟のプレスリリース(PRTIMES)
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