香川県ではドライバーの8割が交通マナーが悪いと判断
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は11日、「交通マナーに関するアンケート」の集計結果を公表した。このアンケートは、2016年6月15日~30日の期間中、JAFのホームページ上で実施され、64,677名から有効回答を得たものだ。
このアンケートでは、具体的な交通マナーに関する設問のほか、回答者が居住している都道府県での交通マナーについても、どのように感じているかの設問も用意されていた。
集計の結果、回答者が居住している都道府県の交通マナーが「とても悪い」「悪い」と回答した比率が最も高かったのは、香川県の80.0%となった。全国での集計では「とても悪い」「悪い」が38.3%であったので、香川県の80.0%はかなり高い数値だ。
ついついやってしまう交通マナー違反に注意しよう
今回の集計では、香川県に次いで「とても悪い」「悪い」の比率が高かったのは徳島県の73.5%となっており、さらに茨城県の67.2%、沖縄県の64.0%と続いている。逆に、「とても悪い」「悪い」の比率が最も低かったのは、島根県の16.8%だった。
具体的な運転マナーに対する設問については、近年問題となっている「運転中に携帯電話(スマホ含む)を使用しているドライバーが多い」という問いに対し、全国平均で「とても思う」が37.0%、「やや思う」が47.3%と、合計で8割を超えるドライバーが問題視している。
普段から車の運転に慣れているドライバーほど、ついついやってしまうマナー違反というものはないだろうか。これくらいは平気だから、などとは考えず、プロのドライバーとしてしっかり交通マナーを守っていきたいものだ。

一般社団法人日本自動車連盟(JAF)プレスリリース
http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/JAF:交通マナーに関するアンケート集計結果
http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/image/