今年度はタクシー事業者も参加対象に
公益財団法人京都文化交流コンベンションビューローでは、今年度も京都市産業観光局および公益社団法人京都市観光協会と連携し、京都市内の観光産業などの事業者を対象に、外国語研修(英語・中国語)を実施する。
この外国語研修は、昨年度初めて小売店・伝統産業従事者、飲食店、旅館という各事業者を対象に開催され、好評を得たものだ。今年度2016年は、新たにタクシー事業者もその対象となった。
参加対象となるのは、タクシー事業者の場合も「日常会話ができない」など初心者レベルの人となっている。昨年の開催では、参加者の92%が満足し、具体的には「接客に実際に使える単語や例文が勉強できてよかった」といった声が参加者から上がっている。
1回3時間で事業者別の業務会話も指導
開催日は事業者別になっており、タクシー事業者の場合は英語の1回目が8月30日(火)、2回目が9月28日(水)、中国語の1回目が8月31日(水)、2回目が9月27日(火)となっている。なお、いずれの研修も3回目を今冬に、4回目を来春に予定している。
申し込みの締め切りは、基本的に開催日の5日程度前までとなっているが、定員は各回とも15名で先着順となっているため、希望者は早めに申し込むほうがいいだろう。1回につき、各事業者2名までが参加可能で、1人1回のみとなっている。
開催場所は京都商工会議所内の会議室で、参加費用は1人1,500円だ。タクシー事業者はいずれの回も13:30~16:30の開催となっており、3時間みっちりと研修を受けることができる。
各言語を対象に、自己紹介など一般的な会話のほか、事業者別に業務用の会話を想定した指導も受けられるので、訪日外国人観光客が急増しているいま、ぜひ受講してみてはどうだろうか。
(画像はプレスリリースより)

公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロープレスリリース
http://hellokcb.or.jp/info/pdf/03-20160705-1.pdf