平成28年熊本地震による被害と復旧作業
NEXCO西日本は、平成28年熊本地震に伴う周辺高速道路の復旧状況について報告。一部の交通規制を除き、地震発生以降25日ぶりの5月9日、九州支社管内の高速道路の通行止めを解除したと発表している。
25日ぶりに通行止めを解除
今回の地震では、震度7の内陸直下型地震が短期間に2度記録され、高速道路も大きな被害を受けている。
NEXCO西日本では、地震発生直後に災害対策本部を立ち上げ、延べ48回の本部会議を実施。余震が度重なる中、高速道路の被害状況の把握・点検を行いながら早期解除に努め、24時間体制での復旧作業を遂行。25日ぶりの5月9日に九州支社全管内の通行止めを解除した。
交通規制状況
現在の交通規制状況は、九州自動車道の熊本IC~御船ICと大分自動車道の湯布院IC~日出JCTの一部の区間。
盛土のり面崩落箇所、橋梁損傷箇所、切土のり面土砂崩落箇所など、損傷が大きかった箇所については大規模工事を必要としており、緊急措置として終日、片方向1車線の対面通行規制、速度制限、重量車通行制限などを実施している。
今後もその他の区間において、災害復旧作業に伴う交通規制を予定している。NEXCOでは早急な復旧への協力と理解を求めている。
(画像はプレスリリースより)

NEXCO西日本のプレスリリース
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