操作性、精度、音質のいずれの点でも一新
パイオニア株式会社(パイオニア)は5月10日、カーナビブランドのカロッツェリアより機能・性能が一新した「サイバーナビ」の新モデルを発売すると発表した。
カーナビ機能は、処理能力を従来品の3倍以上とし、ピンチインやピンチアウトなど、ストレスのない操作性を実現。
道路の重なり等を見やすく表現するため、液晶パネルは従来品に比べ約70倍の色階調表現が可能となった他、新しい地図データフォーマットを採用する。
また、利用者の使い勝手や好みに合わせて、操作アイコンのレイアウトやデザインを自在に変更できる。
画面を見ずにカーナビを利用するため、ドライブについての最新の情報を音声で通知する「ライブインフォ」機能を搭載し、運転中でも簡単にカーナビを操作できる「スマートコマンダー」を同梱する。
過去のドライブデータを蓄積して分析するサービス「スマートループ」を使うことで、最適なドライブルートを探索したり、急ブレーキ箇所などのヒヤリハット地点を事前に知らせたりすることができる。
また各種効果音は、音楽プロデューサー中田ヤスタカ氏(CAPSULE)が制作を担当した。
一方AV性能は、カーナビ機能とは独立した基盤構成にすることでノイズの原因を取り去り、パイオニア独自の「高性能48bitデュアルコアDSP」などのオーディオパーツで、さらに高音質を追求した。
また、音楽ストリーミング機能「ミュージッククルーズチャンネル」を使うことで、ドライブの状況に合わせてチャンネルをオススメしてくれる「ライブレコメンド」という新機能を追加。
安全・セキュリティ機能にも対応
パイオニアが同日に発表した新製品「マルチドライブアシストユニット」と連携することで、安全・セキュリティ面でサポートする機能も搭載している。
画像認識技術を用いて前方の車両と接近した時などに注意喚起する「先進運転支援機能」や、駐車時などの車の異常を検知して知らせる「ライブカーセキュリティ」機能など。
また、新開発の「フロアカメラユニット」と組み合わせて、赤外線LEDによる暗闇での室内撮影を行うことができる。
発売は、「サイバーナビ」単体では6月から、「マルチドライブアシストユニット」とのセット商品は9月からの予定。
(画像はプレスリリースより)

ナビ機能、AV能力などすべてを一新したカロッツェリア 「サイバーナビ」を新発売 | 報道資料 | ニュース・イベント・ショールーム | パイオニア株式会社
http://pioneer.jp/corp/news/press/index/2009