「TAXI Today in Japan 2016」
一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会は、毎年発行している広報誌「TAXI Today in Japan 2016」を発行。公式サイトでPDF版を公開している。
業界の現状
現在、タクシーの総車両数は241,062台(平成27年3月末現在 国土交通省調べ)にのぼる。規制緩和以降、多くの地域で供給過剰が進み、サービス低下や道路混雑、労働条件の悪化などの問題が起こっている。
法人タクシーはサービスの活性化、事業経営の効率化、供給過剰の是正に努めており、平成26年度時点で法人タクシーは191,363台と、ピーク時の平成19年度時点と比べて31,159台減(割合では14%減)となった。
日車営業収入や実車率は、平成21年を底に増加傾向となった。日車営業収入は東京都47,630円、愛知県29,954円、大阪府28,599円。実車率は東京都43.6%、愛知県39.0%、大阪府43.2%だった。
同紙では、このようにタクシー業界の現状のほか、観光タクシー、ケア輸送サービス、労働環境の改善、交通安全や防犯対策など、さまざまなテーマが取り上げられている。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会 広報誌
http://www.taxi-japan.or.jp/pdf/