高速道路・都市高速道路・直轄国道
国土交通省では、各種交通データから高速道路・都市高速道路・直轄国道(1号~11号)を対象とした「平成27年度 渋滞ワーストランキング」をとりまとめ、発表している。
高速道路の1位は「東名」
高速道路での年間渋滞ワースト1位は、前年の平成26年度に続き、「東名高速(上り)海老名JCT~横浜町田」区間で、上位3位はいずれも東名高速道路。全体的には前年と大差はなく、全2632区間の上位1割の区間で、渋滞損失時間の約4割を占めている。
ゴールデンウィーク(GW)期間中の渋滞ワーストランキングは、「中国自動車道(下り)中国池田~宝塚」区間。2位東名阪自動車道、3位東名高速となっている。
「神戸線」が集中
都市高速道路の年間渋滞ワースト1位は「神戸線(下り)西宮JCT~第二神明接続部」。2位も同様区間の上り線、3位は三郷線「三郷JCT~小菅JCT」。平日朝夕の速度の低下が長く、高速道路の年間1位と比較しても損失時間はかなり大きいようだ。
GW期間中の渋滞ワースト1位も神戸線(上り)第二神明接続部~西宮JCT」。直轄国道の年間渋滞ワースト1位は静岡県沼津市の江原公園交差点~西椎路交差点」。GW期間中の渋滞も同様だ。
同省では引き続き要因把握や対策の推進を行うとしている。

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000674.html