小谷城スマートインターチェンジ
2017年3月25日(15時)、滋賀県と長浜市、中日本高速道路株式会社が整備してきた北陸自動車道「小谷城スマートIC(インターチェンジ)」が開通する。
利便性が向上
木之本ICと長浜ICの間に設置された小谷城スマートICは、木之本ICから7.0km、長浜ICからは6.8km離れたところに位置。
木之本ICと長浜ICの間の距離は13.8kmあり、間隔が広くなっていたので、今回の小谷城スマートICの開通で高速道路の利便性が向上する。小谷城スマートICからは、一般県道の丁野虎姫長浜線(米原方面)と郷野湖北線(福井方面)へのアクセスが可能。
また、「小谷城」(日本五大山城の一つ)や「渡岸寺観音堂の国宝十一面観音立像」などの歴史的名所、湖面に映える美しい夕日が有名な「湖北水鳥公園」(夕日百選に選定)、長浜赤十字病院へのアクセスも大きく向上する。
今回の開通に合わせ、小谷城スマートIC付近(車で5分)に道の駅「浅井三姉妹の郷」もオープンする予定。
緊急輸送経路としても
ETC搭載の全車種を対象とした「スマートIC(インターチェンジ)」を通行するには、車載器にETCカードを挿入しておき、ETCゲートの前で一旦停止する必要がある(車両が停止していないと、開閉バーが開かないシステム)。
ETC車載器がなく、スマートICに誤って進入した場合も、バックをせずに戻ることが可能なので安心だ。
小谷城スマートICでは、災害の場合でも迅速に高速道路へ避難できるので、災害時の緊急輸送経路としての機能も期待できる。
(画像は中日本高速道路株式会社のホームページより)

中日本高速道路株式会社
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